日々の考察と、邂逅

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歌詞について

渡り鳥の見る景色は俯瞰かどうか

ある日スタジオでふと湧いたコード進行 思い通りのリズムがついて 浮遊するギターも合わさる 目を瞑ると 陸が見えない程の大海原 高度80m付近 時速30kmちょっとかな 波の瞬きや飛沫を僅かに感じる 落ちる恐怖は全くなく 胸を張り羽に力を入れれば 自然と風が…

イメージに火を灯す

ネルマエニカンガエタアタラシイイメージ ソレワスバラシイイメージ バクゼントダイジョウブダトオモエタ コノクラガリニヒツヨウナノワ テラスタメノヘッドライトデワナク ミウシナワナイタメノテールランプ ダレガタガタメニタソガレニエガクノカ ソウコウ…

相対する存在と孤独

人は一人で生きては行けないって 人は簡単に言うけれど もし一人で生きて行きたいと思う人がいて その人に 一人では生きていけないよと 言うのだろうか 本当に恐いのは 一人ではないのに 独りであること 誰かに支えられて 誰かに与えられて 誰かが傍に居るの…

千切れ雲の風景が忘れられず

今回はしっかりと歌詞の解説します 色んな意味のある"rack"という言葉 逆引きで"千切れ雲"から検索をかけた 響きと字面で題名として即決 名付けたはいいけど これが頭の中で "rack"="千切れ雲" と認識されず "千切れ雲の夕暮れ 形を変えては消えていく 雲を…

空色がいらなくなる頃

音楽を作ったり たくさん聴いたり 本を読んだり 文章を書いたり 絵を描いたり デザインをしたり 色んなインプット アウトプットする日々 あなたは 空を見て何を思いますか ある曲を書いた頃 空が好きだった 厳密に言うと 空に浮かぶ雲 そして光が雲を通過し…

宵闇の群青は何を飲み込む

昼間より夜を好む人がいるでしょう 私のように 昼間は 何となく眠い 何となくだるい 何となく騒がしく 何となく見えすぎる 夜は 目が冴えて 自由な気持ちになり 街は静かで 余計なものは見えない そして 家の灯り 月の光 街頭や ヘッドライト 全てが輝き 各…

銀河鉄道の夜を読んで生まれた歌がたくさんあるのは必然である

宮沢賢治の作品で有名な物は全て読んだと思う その中で最も有名かつ名作といえば 「銀河鉄道の夜」 である事に異論はないのではないか (もちろん異論は認める) Google先生に聞いてみてもこの作品に影響を受けている作品はとても多い 音楽、詩、絵画、演劇、…

ヒトとケモノ

実家暮らし 物が溢れた六畳間 ギターを弾く 音楽を聴く マンガを読む また今日も眠れずに朝になる 昼前には講義 夕方からバイト ただ同じ日々の中 変わり続けるのは 周りの人達 それに振り回される 自身の心 自由と孤独はいつも背中合わせで どちらなのか解…

「サンデイモーニング」を書いた日

土曜日の夜のこと その日は記憶するほど晴れても雨でもなかった たいして疲れていない仕事帰り 家の前の道は街灯も少なく静かで その先には住宅街しかないような道 敷いて間もないのか黒いアスファルトの上 近づいて確認するまでもなく 彼または彼女は 黒い…

それを邂逅といいます

私は何処に存在しているのでしょうか そんな簡単な問いにも応えられない いつも答えを持つ誰かとの邂逅を望んでいる コントロール不能、コントロール不全 疎外され、阻害しているのは私自身 ただ、闇雲にアンテナを立てては錆つかせる でも君には可能性の朝…