「好きな曲1000曲について書く」89曲目~100曲目
高校生の頃初めて聴いて
私の生活そのものを変えたバンド
好きな曲多すぎて一気に100曲目まで。
89. Fool on the planet / the pillows
(Fool on the planet)
サビのタンバリン
王道でありながら完璧な曲構成と音の配置。タンバリンによってライドシンバルでは補えきれない裏のリズムがしっかり見える。真っ直ぐな歌詞とリンクして希望の音がする。
「 My song is your song」
この言葉が今も歌う理由なのかもしれない。
90. Ride On Shooting Star / the pillows
(Fool on the planet)
1:56 サビ終わりのチョーキング
これしかないというタイミングのチョーキングが決まると本当に気持ちいいという最高の例。
91. Skeleton Liar / the pillows
(Another morning,Another pillows)
0:54 「風は」の所のボーカル
the pillowsというバンドの基本がこの曲に全て詰まっている。ただほかの曲と違うのはマイクが割れるほど連続で叫ぶこの声。心が震えて仕方ない。
92. Last Dinosaur / the pillows
(Happy Bivouac)
Aメロのベースライン
フリクリの次回予告で流れて知った曲。フルで聴いたらとてつもなく好きだった。Aメロのベースラインは格別なのでよく聴いてほしい。そしてこの手の売れ線ぽい曲は後述のGOOD DREAMSが入っているアルバムの"その未来は今"までやらないという。
「悲しみを全部引き受けたって大丈夫 手加減なんていらない」
無謀な事でも"こう在りたい"という事を言葉にする強さ。
93. I Know You / the pillows
(Penalty Life)
0:17までのフェードインするギター達
フェードアウトは好きではないけどフェードインは好きだな。曲調も歌い方も全部ツボ。
「I know you」
ただこの一言の為に1曲書ける事が素晴らしい。わかってるよと。
94. GOOD DREAMS / the pillows
(GOOD DREAMS)
前奏からAメロのL側のギター
気持ちが落ち込むと必ず聴く曲。このバッキングギターの弦に当たる音とかベルみたいに無機質な感じとか聴くと心底落ち着く。
「降りそそいだ強い光 僕の影は僕の形してた」
この曲の歌詞は全部読んで欲しい。別に夢に破れたからとか夢を見続けてるとか関係なく、生きていくことが難しいと知っている人の言葉。
95. MY FOOT / the pillows
(MY FOOT)
スネアの音づくり
ほぼ語る必要ないほど明るくキャッチーでノれる曲。優しいけど抜ける音で、この音のスネア叩いてみたいって思う。
「どこに居てもミスキャスト」
「誘われないのに断るセリフを覚えて」
そんなマイノリティー賛歌。こうやって私たちの前に道を作ってくれる。
96. この世の果てまで / the pillows
(Smile)
1:44~ リードギター
前乗りのリズムと歌詞のどストレートさに加えて、とにかくこのソロがエモい。
97. Swanky Street / the pillows
(Please Mr.Lostman)
0:33~アコギとエレキのユニゾンフレーズ
前奏からボーカルINしてこのフレーズの後ベースが入る流れはthe pillowsのミドルテンポの曲の中でも珠玉の仕上がり。何百回聴いても感動できる。
「孤独を理解し始めてる 僕らにふさわしい道を選びたい」
此処がこの曲の肝であり覚悟の言葉。僕らは孤独だが、孤独なのは僕だけではない。
98. Sleepy Head / the pillows
(Another morning,Another pillows)
0:00~メインのベースフレーズ
この曲は歪んだベースと歪んだギター2本のせめぎ合いがずっと続く。このめちゃくちゃな感じがロックバンドでありつつフリクリというカオスアニメでも使われる事になったのかと思う。1:47くらいのボーカルブレイクも在り物だけどクソかっこいい。
99. Blues Drive Monster / the pillows
(LITTLE BUSTERS)
1:47~2Aメロ入りのギター
細かい事なんだけど頭のギターを端まで弾ききっている音がする。こんな当たり前な事で曲に気持ちが乗っかるんだと思う。
「みんな一体どんな システムで感情をコントロールしてるんだ」
the pillowsが、バンドマンに好かれるのはこういう所だなと。
100. ハイブリッド レインボウ / the pillows
(LITTLE BUSTERS)
サビのファズギター
この曲は私たちノーフューチャー世代の主題歌みたいな存在だと思っている。
「ここは途中なんだって信じたい」
「昨日まで選ばれなかった僕らでも 明日を持ってる」
色んなことが変わり続けて、無くなり続けて、適応や選択を迫られ続けて、失敗しても後悔さえ許されず、自ら命を絶つ人も沢山いて、選べずに、選ばれずとも生きていかなくてはいけないんだと思い知らされ、何度も何度も、消えたいって思ってたあの頃、本当に何度も救われた曲。