相対する存在と孤独
人は一人で生きては行けないって
人は簡単に言うけれど
もし一人で生きて行きたいと思う人がいて
その人に
一人では生きていけないよと
言うのだろうか
本当に恐いのは
一人ではないのに
独りであること
誰かに支えられて
誰かに与えられて
誰かが傍に居るのに
理解されないこと
尊重されないこと
想い合えないこと
でも最近は慣れてきて
そのほとんどが自分次第だと
思えるようになった
言葉にすれば少なからず理解され
思いやれば少なからず尊重され
正面から向き合えば少なからず想い合える
相手に救いを求めるのは勝手だけど
自分がどうありたいか
その匙をなげてはいけない
鏡に写る自分が
酷く見えても
此処にいること
それは事実で
誰もが誰かの鑑になれる
死ねないから生きている
というあなたが
生きていることに
救われていることを
あなたは知らないだろう
君と僕の存在論(Studio demo 2018.12.XX) by the quiet | Free Listening on SoundCloud