日々の考察と、邂逅

コメントはTwitter@the_quiet_BANDまで

愛について「I」に聞こう

 

昨日ふとRADWIMPSの「ふたりごと」という曲を聴きたくなった

 

(調べるとこの曲が2006年発売となっていて時の流れに衝撃を受けた事は今回の話と関係ないから置いておこう)

 

当時の俺は20歳くらいかな

 

この曲の中にある

 

「君と書いて"恋"と読んで 僕と書いて"愛"と読もう」

 

そんな言葉に触れて

 

生まれて初めて

 

真剣に「愛とはなんぞや」と考えた

 

もちろん

 

答えは出なかった

 

恋だとか好きだとかの仲間だと思っていたから

 

当然の結果である

 

 

 

 

生活や音楽の中に

 

それを探し求め続けた

 

ずっと堂々巡りの中

 

そのくだらない螺旋の中

 

身を焦がし

 

傷つけたり傷ついたり

 

何年も何年も

 

探し続けた

 

 

 

 

 

そして

 

結局のところ「愛なんてない」という

 

ひとつの仮定に辿り着く

 

 

 

でもそれは悲しい仮定ではない

 

愛なんてないのに

 

何故ずっと探してこれたのか

 

それはたぶん

 

ずっと触れてきた気がしたから

 

 

 

 

 

そこから簡単に解けていった

 

愛は「I」

 

つまり自分の中にしかない

 

(駄洒落で申し訳ないとは思っている)

 

仮定は少し言葉足らずで

 

「愛なんて人に求めるものではない」

 

「相手の愛なんて自分で分かるわけない」

 

ああなんてシンプルな答え

 

 

そう

 

愛とは自分の中で見つけて

 

大切な誰かに与えるもの

 

それが俺なりの解答

 

 

 

その時

 

出口のない螺旋からやっと降り

 

なんだ最初からあの歌詞に書いてあったんだと

 

笑った