日々の考察と、邂逅

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「好きな曲1000曲について書く」6曲目から10曲目

 

好きな曲1000曲について

 

1回目はくるりでした

 

そして2回目はASIAN KUNG-FU GENERATIONの中から

 

 

6. 羅針盤 / AKG

(崩壊アンプリファー)

0:45 Bメロのベースライン

1回しかないBメロのベースがSUNSAMPっぽいバキバキのハイゲインフレーズがたまらない。Aメロの雑なコーラスも捨て難いけど。

「情熱の羅針盤は君の胸にはありますか?」

この曲を聞いた頃自分がどんな音楽やりたいのかわからなかった。でも情熱は確かにあって、それだけを頼りにここまでやってきたなと。

 

 

 

7. 路地裏のうさぎ / AKG

(ファンクラブ)

イントロのリフとドラムの兼ね合い

この曲はシンプルイズベストなので特別な所はない。全体の温度感と言葉に共感して聴く度に耳の奥が熱くなり、時に喉の奥が苦しくなる。

「深い青 黒く染まりはしない」

歌詞全編に色が使われているがその中でもこの部分が響いたのを覚えている。

 

 

 

8. 或る街の群青 / AKG

(ワールド ワールド ワールド)

アウトロの雑踏の中、シロの声と鉄製の物が落ちる音(クロが鉄パイプを落とした音だと思っている)

前奏のアジアの何処かに行ったような音も、ラストサビ前のドラムにかかったディレイも素晴らしいんだけど、隅から隅まで聴くとこの静かなアウトロが、終わりではなく始まりだと知る。

「蹴り出す速度で何処までも行けるよ」

アニメ映画「鉄コン筋クリート」を観てこの言葉を読む。クロとシロの助走なしで蹴り出す速度は感情を遥かに超える。泣ける。曲の話じゃなくなってしまった。

 

 

 

9. サイレン(サイレン#) / AKG

(ソルファ/フィードバックファイル)

2Aメロで倍転するドラムとベース

アジカンのシングル曲で1番好き。たぶん100回以上は確実に聴いているんじゃないかな。自分のバンドアレンジにかなり大きな影響を与えた曲。衝撃。

「いつかきっと崩れて

私なんか消えるんだ、きっと」

「駆け抜ける街の片隅で

響き鳴る君のサイレン 開いてよ」

シングルのB面には別バージョンのサイレン#というのがあって上の歌詞がそれ。君のSOSとそれを聴いた彼の葛藤が下の歌詞。ソルファというアルバムとフィードバックファイルというB面集に入っているので両方とも聴いて欲しい。

 

 

 

10. 新世紀のラブソング / AKG

(マジックディスク)

ベース全部

全てのベースラインに意味を感じてドラムとギターと歌を繋ぐ。低音にしか興味が無いと言い放つ山田さん渾身のベースサウンドだと思う。音質、音像共に最高レベル。

「息を吸って 生命を食べて 排泄するだけの猿じゃないと言えるかい」

この言葉はその前にある歌詞

「それでも僕らは愛と呼んで

不確かな想いを愛と呼んだんだ」

ここら辺に対する問いかけだと思う。お前の愛はそんなものか、人間として生まれたからには愛して見ろよという挑発に感じた。それはやっぱりアジカンがロックバンドであるという事。

 

 

 

ではまた